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2023年7月

2023年7月25日 (火)

2023年9月例会開催案内

 2023年9月例会は東京文化会館の都合で、第四水曜日の927()に河瀬眞人氏から「韮山代官江川英龍と練兵館斎藤弥九郎」についてご発表いただきます。

  日程    2023927()

  時間    1830分~20

  会費    1500

  会場    東京文化会館・中会議室1

 

2023年7月例会開催結果

2023年7月例会は永冨明郎氏より「<佐久間象山>=「世界の中の日本」を示した男」について、明解なご発表をいただきました。

佐久間象山(文化81811 〜 元治元年7 1864)、松代藩士(側祐筆)の家に生れ、京都三条木屋町で襲撃受け落命(襲撃者は河上彦斎ら10名以上)。 

象山の業績は多岐にわたる。

          天保13年(1842) 列強の来航を予想した「海防八策」提言

          嘉永3年(1850)に真田藩邸(深川)内に砲術塾開く

          実際に洋式大砲を多く鋳造、各地で試射を実施

この他、幕末から明治維新にかけて大きな影響を残した。

勝海舟も日記にしめす。

「ああ、先生は蓋世の英雄、その説は正大、高明、世人の及ぶ所にあらず。この後、吾また誰にか談ぜむ。(殺されてしまったとは)国家のため痛憤胸間に満ち、(これまでの)策略はみな画餅(に帰してしまう)」と記している。(当時、勝海舟は神戸海軍操練場の立上げのため、神戸にいた)

 

事務局から明治天皇との関係で象山業績について加えたい。

ドナルド・キーン著『明治天皇・上(305)(新潮社2001年刊)は、以下のように記している。

 ≪幕末時代、佐久間象山が最初に唱えた東洋の道徳と西洋の科学の結合は、特に晩年の明治天皇の態度を特徴つけるものになった≫

この評価は、明治天皇の侍読であった元田永孚(ながざね)の教えに帰することができるのではないか。と注釈を加えているが、明治時代の天皇は、現在の天皇とは異なり、国家治世者であったわけで、象山の思想が明治天皇を通じて日本国家に影響していたということを改めて認識し、特筆すべき業績と考えたい。

 

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