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2022年12月

2022年12月26日 (月)

時流塾の開催

2023年1月から山岡鉄舟研究会の分科会として、「時流塾」を毎月第二金曜日に開催してまいります。20231月は13()です。

従来、渋谷で「時流塾」開催してまいりましたが、会場の都合で2023年から東京文化会館の小会議室で行ってまいります。

「時流塾」とは、時代の表面に顕れた様々な事象と、その背景を分析しつつ、それらの底流・基底流には何があるのであろうかを究明・検討していく研究会です。どなたでもご参加歓迎です。

      発表者   水野靖夫、山本紀久雄

      時間    1430分~1645

       会費    1000

      会場    東京文化会館・小会議室2

2023年1月例会

1月は東京文化会館の都合で第4水曜日の25()に開催します。

発表者は、当初、山本紀久雄でしたが、山本は2月に変更し、1月は東洋大学大学院博士後期課程在籍・明治維新史学会在籍の小林哲也氏にご登場いただきます。

                 テーマ   「江戸無血開城」を考える

                                          ―『江戸無血開城の史料学』に寄せて―

      発表者   小林哲也氏

      日程    2023125()

                 時間    1830分~20時

       会費    1500

       会場    東京文化会館・中会議室1

 

小林氏から以下のコメントが届いております。

「江戸無血開城」は、高校の日本史教科書などで、「江戸城は、慶喜の命を受けた勝海舟と東征軍参謀西郷隆盛の交渉により、同年4月無血開城された」(『詳説 日本史B 改訂版』山川出版社)、あるいは「新政府軍は,東海、東山、北陸の3道から江戸をめざし、315日を江戸総攻撃の日と決めた。しかし、この日を前に西郷隆盛と勝海舟が会見し、江戸は無血開城された。江戸は東京と改められ、関東が平定されると、明治天皇は東京にはじめて入った。ついで、年号は明治と改められ、以後は天皇一代に年号一つと定められた(一世一元の制)」(『日本史A』東京書籍)などとされる。

また専門的研究においては近年一番の功労者は誰か、新政府から徳川家に提示された降伏条件は5か条か7か条か、といった議論が盛んである。

しかしながら、「江戸無血開城」に関しては、時系列のほか基本的事項すらも謎が多いのが実情である。そんな中、2022年には、岩下哲典編『江戸無血開城の史料学』(吉川弘文館)が出版され、江戸無血開城研究は今後いっそう進展することが期待される。

本報告では、『江戸無血開城の史料学』に拠りながら、「江戸無血開城」について、幕末期から遡って考えることで、その諸問題を考えていきたい。

皆様、ご期待願います。

2022年12月例会開催結果

2022年12月21日()は、森真沙子先生からご講演いただきました。

テーマは「満天の星__維新の時代の漂流者たち」、幕末から明治へ。

そこは人間ドラマの渦だった。歴史の波に乗って表舞台へ躍り出ていく英傑たち、乗り損なって流れ星のごとく消えていく人々、時代に入れられず漂流する者たち。漂流しつつ、そこに独自の生を刻んで時代を越えていった人々・・・。

そんな心惹かれる漂流者たちを、『柳橋ものがたり』8〜9巻の中から「「間違えられた男・山田浅右衛門」、「時代をドロップアウトした旗本・松廼屋露八」、「海棠(かいどう)花咲くころ・雲井龍雄」、「熱血英国人医師の光芒と暗転・ウイリアム・ウイリス」をとりあげ、昨年12月と同様に、森先生の講演・解説に続き、潮見佳世乃さんの迫力あふれた語り朗読、井田ゆき子さんの臨場感あるパワーポイント画面で展開されました。

 森先生は『柳橋ものがたり』を9巻まで刊行、一巻あたり5から6名の歴史上人物を取り上げられましたので50名以上を物語化していますが、まだまだ「面白い人物が多くいる」と発言されます。

 したがって、読者の関心事は物語の主人公「綾」の動向に向かうはず。

 「綾」は、船宿「篠屋」に住み込み女中として働く魅力的な女性で、彼女が歴史上の人物と、どのように関わって、持ち前の気転と才覚で、解決または新たなる方向性を見出し、未来の「綾像」をどうやって創りあげていくのか・・・。

 つまり、「人物と事件と綾の組み合わせ」、ここが『柳橋ものがたり』の最大の見せ場であり、読者を唸らせるところではないでしょうか。

 例会会場で販売しました『柳橋ものがたり』8巻と9巻は完売いたしました。

 まだお読みになっていない方へご推奨申し上げます。

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