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2021年11月

2021年11月29日 (月)

2021年12月例会開催案内

2021年12月は会議室の都合で22(4)となります。

ご発表は森真沙子先生です。

    開催日   20211222()

          時間    1830分~20時

    会費    1500

    会場    東京文化会館・中会議室1

    タイトル  『幕末維新のデッドゾーンを生きた人々』

維新の混乱の中を、普通の人々は何を考え、どう生きたのか。

ゾーンの中にも日常生活があったわけで、そうした明暗にずっと関心を寄せて、書いてきました。

波乱万丈にゾーンを渡った小笠原長行、謎の中でひっそり渡った小出(元)箱館奉行-----等々、実在の人物と、フィクションの登場人物を取り混ぜて、想像を膨らませていきます。

パワーポイントを、いつもの「井田ゆき子さん」が、熱意を持って引き受けてくれたので、幕末維新の絵巻付き。

また”田之助” のパートでは、語りのアーティスト「潮見佳世乃」さんにゲスト出演をお願いし、その美声で少し語って頂いて、妄想空間を膨らませて頂く計画です。                              

2021年11月例会開催結果

11月17()例会は、潮見佳世乃氏から

「歌物語と私 ~吟遊詩人・高岡良樹から受け継ぐ心~」

についてご発表いただきました。

潮見さんが例会当日に持参され配布してくれた「ものがたり」に、

「私の名前は潮見佳世乃。父・高岡良樹の遺した歌物語を受け継いだ、令和の歌手・吟遊詩人です」と書かれ、父上の高岡良樹氏についても「ものがたり」で、「歌物語という独自のジャンルを開拓した父は『おらと海』のヒットを通じ、その名が全国に知られていきます。やがて日本コロムビアレコードと契約し、数々の有名アーティストを手掛けた森啓プロデューサーと共に歌物語『遠野物語』を制作。この作品で文化庁芸術祭にも参加しました」とある。

この『遠野物語』が「遠野の里の物語」となって、遠野小学校の全校集会活動として40年以上続けられており、そのビデオを例会でご披露され、父上が創った歌が今でも愛され、遠野で出会う人のすべてが、「遠野の里の物語」を歌えるという。

しかし、潮見さんが、父上から認められまでには雌伏の期間があり、潮見さんが密かに歌を吹き込んだテープを聞いた父上が、ようやく認めてくれたのは大学一年生のとき。

以後、父上と共に様々なステージを経験している途上、父上が倒れ、闘病されましたがご逝去。

現在は「高岡良樹事務所」として活動しており、今後について「ジャズマインドで歌物語に取り組む」と述べられ、その背景を次のように説明された。

「ジャズは、自由です。しかし、ただ自由なだけではなくて、クラシックに曲としての決まりがあるように、「これを外したらまちがい」と言われる、割と厳密な枠の中でやっている即興であります。

父の歌物語をただ古典として守るのではなく、ジャズマインドで、今の時代に歌物語を発信することが、私の向かうべきところであり、それが高岡良樹の偉業を後世に残すことに繋がると思っております」と。

このように語り決心された潮見さん、父上が遺された『山岡鉄舟貧乏噺し』(脚本・作詞作曲: 高岡良樹)を2022年6月12日()、千葉市文化センター6階スタジオ、14時30分開演予定です。

潮見さんのご発表に感謝し、これからの更なるご活動をご期待申し上げます。

2021年11月19日 (金)

喜多村園子氏が講演

当会の会員である喜多村園子氏が20211031()、主催・三条市歴史研究会、共催・三条市・後援・三条新聞社と栄商工会のご協力を受け、新潟県三条市立図書館において、「小林二郎の生涯」について講演されました。

小林二郎とは、山岡鉄舟の弟子にあたり、喜多村氏が著書『良寛を今に伝えた~小林二郎伝~一幕臣の足跡』(小学館スクウェア 2018)にて研究成果を詳しく述べており、この著書をもとに講演されました。

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講演後、各方面から以下の声が寄せられています。

  • こういう方(小林二郎)が栄町から出たということを知って衝撃を受けた。このような人が出たことを多くの人に、知らしめたいとみんなで話した。
  • この本のお陰で良寛が注目された。今後、二郎を起点にしてほ かの人物にも目を向けたい。二郎の生い立ちをもっと知りたい。
  • 小林二郎については、初めて知りました。 今まで知る人の少なかったであろう先人の足跡を追って 精力的に研究、執筆、講演活動を行っていらっしゃる喜多村先生の姿勢にも敬服しました。
  •  
  • 小林二郎が、片桐省介の弟とは全く知らなかった。これからは、二郎の少年期についても調べてほしい。

等で、今回の講演が関心高く受け止められました。

なお、喜多村園子氏は、来春『続 小林二郎伝』を出版され、今回の出版同様に様々な視点から小林二郎を追及した研究成果を論じられます。ご期待願います。

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