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2019年12月25日 (水)

2019年12月例会開催結果

2019年12月18日(水)例会は山本紀久雄が、

以下の「聖徳記念絵画館『江戸開城談判』(結城素明作)壁画の怪」(その二)

について発表いたしました。
     
 発表の概要は以下の通りです。
1. 二世五姓田芳柳が壁画『下絵』と『画題考証図』を描いた
2. 大正15年10月絵画館が竣工、壁画は昭和11年4月最終搬入された
3. 二世五姓田芳柳が描いた『下絵』は①「江戸開城(玄関前)」
②「江戸開城」③「画題無記名」の3枚存在している
4. 『画題考証図』は③「画題無記名」をもとに描かれた
5.  海舟の刀の位置は『下絵』では右脇、『画題考証図』では左脇と異なってい
  る
6. 「聖徳記念絵画館」藤井副館長はテレビにて、海舟が左脇に刀を置いている
のは、この絵が緊張場面である事を意味すると発言したことを紹介
7. 刀作法における武士の常識・良識から、左脇に刀を置くのはおかしいと結論
化できる
8. では、結城素明は刀の常識・良識を知らなかったのか
9. 結城素明は数多くの出版を行っているように「博学多才」な人物。中でも『伊
豆長八』(昭和13年刊)は長八を世に知らしめたという功績は高い
⒒ 藤田記念博物館学芸員・藤田龍文氏は、「結城素明は余りにも博学多才であ
  ったため、画風の表現の幅が広く、素明の画風はどういったものか、代表的
作品は何か、と戸惑ってしまうと述べる」
12.「先ず自己の頭脳を作れ」が結城素明の言葉であって、そのためには自己の
確立、新しさの追求、幅広い教養が必要かつ重要だと説く。これは結城素明の人生そのものを表現した言葉に思え、このような結城素明であるから海舟の刀に位置なぞどうでもよかったと推察する
13.ということになると、二世五姓田芳流が『下絵』で右脇に刀を置き描き、『画
題考証図』では左脇に刀を置くように描き分けたことが問題となる
14.何故に刀の常識・良識と異なる『画題考証図』としたのか。幕末史の暗黙知
か、それとも作為で描かせたのか
15.これらを2020年4月例会で解明し発表する。ご期待ください
 

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