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2018年12月

2018年12月26日 (水)

2019年1月例会開催

2019年1月例会のご発表は『月刊武道2018年10月号』(公益財団法人日本武道館)

の表紙絵に「山岡鉄舟・駿府談判」を描かれたアトリエ麻美乃絵の中村麻美先

生、それと山本紀久雄が「神にならなかった鉄舟(前半)」を発表いたします。

 

     日程      2019年1月16日(水)

     発表者とテーマ 中村麻美先生・・「月刊『武道』表紙絵より~

                                    維新の英傑たち「駿府談判」ほか」     
        

              山本紀久雄・・「神にならなかった鉄舟(前半)」
 

     時間     18時30分~20時
 

     会費     1500円

     会場     東京文化会館・中会議室1         

 

2018年12月例会開催結果

201812月例会は森真沙子先生から、同人誌『谺』(こだま)に投稿された内容にもとづき、以下のタイトルでご発表いただきました。

 

「山岡夫妻の明治維新

―トウケイ時代に物の怪を見るということ」

 

 ●「トウケイ」とは、明治元年「江戸ヲ称シテ東京ト為ス」としたが、この「東京」には振り仮名がなく「京」は「ケイ」とも読めるため、あえて「トウケイ」と読む人々がいた。

 ●鉄舟が公務で静岡から東京に来て眠りについた枕辺に、痩せ衰えた

「ふさ」が生霊として現れた。鉄舟は直ちに静岡に戻り妻の無事を確認したが・・・。

 ●この頃の「ふさ」、①鉄舟に特定の女がいると気づき、②慣れない土地静岡生活で苦慮し、③留守宅に「徳川を売った悪党」と罵る輩が来る状況、心細く孤独感に苛まれ、とうとう霊魂が生霊になって鉄舟の枕辺へ、と推量する。

 ●一方の鉄舟、時代の狭間を飛翔したが、着地点を探していたはず。そんな時に生霊に遭遇し、驚愕の中で、自分と妻の座標軸が見えたのかも知れない。この事件は、山岡夫妻にとっての「維新」ではなかったかと思う。

 ●色情から解放されて数年後、そろそろ「トウケイ」が影を潜める明治21年、鉄舟は坐禅を組んだまま大往生をとげる。

 

森先生のご発表は「史料」を踏まえつつ、独創的で新しい視点から発想・着想される思考スタイル、さすがは数多くのご著書を出版されているプロ作家であると感じ入りました。

今までにない例会でして、次作ご執筆でご多忙の中、ご発表賜った森先生に深く感謝申し上げます。

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