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2015年4月25日 (土)

2015年4月19日(日) 「隅田川・向島周辺の七福神をめぐる」開催結果

墨田区文化財調査員の松島茂氏によるご案内と解説で、隅田川・向島周辺の七福神を中心に、江戸幕府・鉄舟・海舟等の所縁の地を訪ねました。

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 隅田川七福神とは上の看板で表示されておりますように①毘沙門天(多聞寺)、②寿老神(白鬚神社)、③福禄寿尊(向島百花園)、④弁財天(長命寺)、⑤布袋尊(弘福寺)、⑥恵比寿神(三囲神社)、⑦大国神(三囲神社)の七神社です。
 

当日の集合場所は東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口。東武浅草駅から各駅停車で4つ目。ここはかつての鐘淵紡績、後のカネボウ工場があったところですが、初めて来たという人が多く、遅刻した方も結構いまして、この地が東京でも訪れることの少ない場所であるということがわかりました。

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 「鐘ヶ淵駅」から最初にお参りしたのが多聞寺、そこから東白髭公園に入って、全員が「あっ!! これは何だ」と驚きの声。
 それは榎本武揚銅像の向こうに立ち並ぶ13階建ての高層住宅の姿。偉容というより異様な感じを与える。

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これは都営白鬚東アパートで、防災シャッターや避難用ゲートが設置され、屋上には広場散水用防水銃(公園に吹き込む熱風や火の粉を冷却し避難者の安全を守る)備え、火の粉、熱風から守る為の樹木を公園に多く植え、南と北に一つずつある池は、避難者の衣服や荷物についた火の粉を消すためのもの。

地盤も、地震災害に備えて周辺より高くなるように処理され、避難場所として避難者が生活することも想定し、非常時には上屋を取り付ければすぐに使える非常用トイレが設置され、長さが1km以上ある。伊達や酔狂で長いわけではない。なんとこれは住宅兼ファイアウォール・都市の防火壁となっている。

これが建っているところは隅田川沿い。この団地が完成したのは1979年。設計は伊藤滋氏。同氏の2007年7月講演「私の都市計画の軌跡~昭和40年から50年にかけて」の中で「ある外国人を案内したら」彼曰く「これは刑務所である」と述べたと語り「白鬚の建物は何にも人に訴えてない。ただ、性能だけはいい。その性能も万が一の時だけ」と言っている。その表現通りと高層住宅の前で納得し、東京にはまだ知らない隠れた場所があるなぁと再認識した次第。

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白髭公園にも鉄舟書による碑がある。それは明治22年3月、落語三遊派繁栄の記念として初代圓生翁追福のため建てられた「三遊塚」である。
最後は隅田川沿いの区役所うるおい広場の緑地内に建っている「勝海舟」銅像の前で記念写真。
無事、「隅田川・向島周辺の七福神をめぐる」例会を終えることができました。ご参加の皆様にお礼申し上げ、ご親切な解説をいただいた松島茂氏に感謝申し上げます。

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その後はアサヒビ-ル直営店ビアホール「酒肆(シュシ)吾妻橋」、木の温もりと煉瓦の質感が何処か古き良き時代を感じさせるレトロな店内で、店内醸造クラフトビールを味わって楽しく過ごしました。ご参加ありがとうございました。

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