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2014年9月16日 (火)

2014年9月例会開催結果

.2014年9月7日(日)例会は「東叡山 寛永寺:特別参拝」を開催いたしました。
この日の集合は毎月の例会会場・東京文化会館前でしたが、12月中旬まで改装工事中のため、入り口は閉ざされている。
 天候は朝方の雨が若干残り、小雨めく様子だったが、定刻の12時30分には傘をさす必要がなくなり、暑くもなく歩くには程よい。

1

 参加者は34名。幹事・ガイド役の矢澤氏の後を歩き出す。いつもながら矢澤氏の準備は万全である。
 最初は「旧寛永寺本坊表門」、ちょうど葬儀が行われていたので、ゆっくりできなかったが、次は「両大師(慈恵大師と慈眼大師を祀る)と輪王寺」、続いて「旧因洲池田屋敷表門」「旧博物館・動物園駅(京成電鉄)」「黒田記念館(黒田清輝)」「国際子ども美術館」と回って、期待の寛永寺に入る。
 根本中堂の東山天皇御宸筆の勅額「瑠璃殿」前で全員記念撮影後、いよいよ「東叡山 寛永寺:特別参拝」である。

2

 本堂内に入り、各々が座り、寛永寺事務局から撮影禁止の注意を受け、葵の紋入りの「東叡山 寛永寺」名が朱色で描かれた袋をいただく。
 中には御葩(おはなびら)、法会の際、来迎の諸尊諸仏の徳をたたえ、供養するために「散華」するためのものが入っている。それと「般若心経」があり、寛永寺事務局の僧侶に続いて、全員で「般若心経」を唱える。久し振りに身が引き締まったところに、一人の住職があらわれた。

 現在、寛永寺には十九の子院があり、この子院住職が寛永寺をお守りしているが、そのひとつ林光院の古宇田住職である。まだお若い。
 今回の参加者にお聞きすると、林光院・古宇田住職のお話が参考になったという人が多い。その通りで古宇田住職は、声が大きく、メリハリが効いており、論旨明快、メモは一切見ずに堂々と語り始めた。随分勉強していることがわかる。

まずは寛永寺の歴史、天海僧正、朝廷より山主として輪王寺宮降下経緯、八代将軍吉宗公時代には堂塔伽藍三十余棟、子院三十六坊、境内敷地三十万五千坪余、寺領一万一千七百石余に及んだが、彰義隊の戦争により全山が焼失、境内は国に没収された。その後、明治時代に子院の一つであった大慈院の地を本坊境内と定め現在に至った経緯に続き、徳川歴代将軍御霊廟に及び、芝増上寺との関係、谷中墓地に祭られた十五代将軍慶喜公の関係、併せて慶喜公謹慎「葵の間」について触れ、当然ながら山岡鉄舟にも言及、その人をひきつける語りが参加者に居眠りを許さない。
古宇田住職の背後には「秘仏御本尊の薬師如来・日光菩薩・月光菩薩が鎮座され、御前立には「天皇陛下御下賜金」「東日本大震災物故者各霊位」が捧げられている。
話が一段落した後、「葵の間」を見学、ここで鉄舟が慶喜公から西郷隆盛への使者を命じられたかと思うと、その臨場感に感激する。

次は六名の将軍の霊廟である。古宇田住職が自らご案内してくれる。写真は禁止なのでパンフレットからスキャンして紹介する。

6

感動の寛永寺を終えて、次は泥舟の「長昌山 大雄寺」の「高橋泥舟の墓」を経て、いよいよ全生庵である。ここでも全員で記念撮影。

3

鉄舟の墓については小倉鐡樹の「俺の師匠」から紹介したい。

「おれは谷中の全生庵にいって師匠の墓を参詣をする度に、言ふに言われぬ感懐にうたれる。偉大な師匠の温容を象徴するかのやうな落ち着いた大墓碑をとりまいて、安らかに眠ってゐる石坂・松岡・村上・千葉・圓朝・中村・棚橋・荒尾・粟津・松原・東條・依田・鈴木・桑原・三神・宮本・内田・はては車夫忠兵衛等同門の人達のさゝやかな墓碑にぬかずくと、死んでまで師匠の側を離れたがらなかった是等の人達の純情が思い出されて思わず涙にくれて仕舞ふのだ」

Photo
(全生庵・鉄舟墓・左に石坂周造の墓あり


 全生庵を後にし、「観音寺」の江戸築地塀を見ながら、谷中墓地の中を通り抜けて、JR日暮里駅南口にて、一旦解散。
 その後、「土間土間」日暮里店で懇親会。

皆様お疲れ様でした。
 

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